こんにちは。そして、はじめまして!
会社Blogには初登場となります、計測技術課所属の清水です。
初めましての方に向けて、少しだけ自己紹介を。
中央精機に入社して17年、同一業界での経験は35年になります。
趣味はトレイルランニング・登山・マラソン・ウルトラウォークなど
社内で一番アクティブに活動していると自負している、そんな人です。

今年の初日の出は、山に登りテントを張って見ました。
社員が熊本城マラソンに挑戦することになったのも、私の影響(パワハラ?)だとか、そんな噂もあったりなかったり……。
余談はさておき、本日のブログは、
そんな私を含めた当社社員が携わった 「阿蘇立野ダム(受賞名称:立野ダム建設工事)」 が、
日建連表彰2025「第6回 土木賞」 を受賞し、その表彰式・祝賀会に参加してきたご報告です。

今回受賞した 「日建連表彰(土木賞)」 は、
60年以上にわたり優れた建築物を表彰してきた「BCS賞」に加え、
社会基盤として国民の生活と経済活動を支える 土木分野 を対象として、2020年に新たに創設された表彰制度です。
施工の過程で直面するさまざまな課題をどのように解決し、
関係者が一丸となって現場で求められる品質をいかに達成したか。
そうした点が選考の視点となり、総合的に評価されます。
受賞した 「立野ダム建設工事」 は、
「熊本地震を乗り越え、革新した柱状工法で挑む国内最大級の“穴あきダム”」です。

受賞理由(日建連HPより抜粋)は以下のとおりです。
熊本市中心部を流れる白川沿川の洪水被害を防ぐ国内最大級の流水型(水を貯めない)ダム建設。
河床岩盤の一部に強度・変形性が劣る溶岩自破砕部が分布し、加えて熊本地震により本体工事の着工が約2年遅延するという課題に直面した。
これに対し、柱状工法による曲線重力式ダムの採用やケーブルクレーンの自動化などにより工期短縮を図り、地震前に掲げた完成時期目標を達成した。

私自身、これまで数々のダム現場を経験・担当してきましたが、
このような素晴らしい現場に携わることができたことを、心からうれしく思っています。
表彰式・祝賀会は、11月28日、東京都千代田区のホテルニューオータニ東京にて開催されました。
受賞者・来賓・会員を含む約650名が参加し、その規模に圧倒されました。
立野ダム関係者の方々を探すだけでも一苦労です……。
表彰式には、来賓として金子国土交通大臣をはじめ、国土交通省幹部の方々など、錚々たる皆さまが出席されていました。
式典は「BCS賞」から始まり、その後「土木賞」が執り行われ、終了後は立食形式の祝賀会が開催されました。
多くの業界関係者の波にのまれそうになりながらも、
無事に立野ダム関係者の皆さまと合流し、記念写真撮影など、楽しい時間を過ごすことができました。※当日の写真がない点はご了承ください。
祝賀会終了後は、施工者である 西松建設様 をはじめ、関係者の皆さまと懇親会にも参加。
薄い話から濃い話まで、楽しい夜を過ごすことができました。
今回の受賞に際して贈られた賞牌は、現在 弊社カウンターに展示 しております。
事務所にお越しの際には、ぜひご覧ください。

長くなりましたが、
このような栄誉ある賞の受賞現場の一員として関われたことは、非常に光栄な経験でした。
中央精機はこれからも、
「今をはかり、未来をはかる」 を胸に、
九州の中央・熊本から、安心・安全な社会づくりに貢献していきたいと思います。