こんにちは!総務部の岩下です。
先週の土曜日にメンタルヘルス研修を実施しました。弊社では、毎月安全衛生協議会を実施しておりますが、今回は「衛生」の部分、健康を守ること(身体・精神)について考えました。
昨年に引き続き、講師としてコーディアル社会保険労務士事務所/株式会社エクスコーディアルの高橋先生をお招きしました。
今回の研修テーマは、
「攻めるメンタルヘルス対策と怒りのコントロール」
怒りのコントロールについては、みなさんも「わかっていてもなかなかできないなぁ…」と感じる場面が多いのではないでしょうか。
そんな中で、私自身が特に印象に残った内容をご紹介します。
●6秒の衝動のコントロール
怒りの感情は脳の偏桃体という部分で発生し、その時「闘うか・逃げるか」と本能的に反応するようです。そのピークがおおよそ6秒程度とされており、この時間を乗り切ることで、理性が働きやすくなるとのことです。
つまり、イライラに直面したときに“6秒待ってみましょう!”ということです。
(※個人差がありますので、おい!岩下!6秒待ったのにイライラするぞ!のクレームは受け付けておりません。深呼吸をしてまずは、落着いてください。)
深呼吸をする・その場から少し離れる。たった6秒待つことで「本当に怒る必要のある場面なのか」、「相手にどう伝えればいいのか」を冷静に判断できる余裕が生まれるかもしれません。
●リフレーミング
恥ずかしながら、無知な私はこの言葉を今回初めて知りました。
リフレーミングとは『物事の受け取り方・見方を意図的に変えることで、感情や行動をポジティブに変える心理的な技法のこと』だそうです。
この技法は面接や自己紹介で活用できるのかなと思いました。
例えば・・・
『頑固』を言い換えると ⇒信念が強く、ぶれない
『優柔不断』を言い換えると ⇒慎重で、他者の意見をよく聞ける
となる訳です。
では、私自身の性格はどうかというと、「せっかちすぎ!よく考えたら?」と妻からよく言われます・・・
これからは「いやいや!ちょっと待って!行動力があって、決断が早いねって言ってくれん?」と言い返そうと思います!
この返答にになんだかイライラしている雰囲気なら妻に6秒待ってもらう予定です。
今回ご紹介した内容以外にも興味深いお話がたくさんありましたが、あまり書きすぎると高橋先生から営業妨害だ!と怒られるかもしれないので、この辺にしておきます。(笑)
今回の講義を通して、 “自分自身と他人の心と体が健康的になること” が最終着地点となればいいとの先生の言葉が印象的でした。
いきなり完璧に実践することは難しいかもしれませんが、少しずつでも、理想の状態に近づけていけたら、今回の研修はとても意義深いものになるのではないかと思います。
最後になりましたが、高橋先生には土曜日にもかかわらずご講義いただき、心より感謝申し上げます。
弊社としても、今後よりよい職場環境づくりを目指して取り組んでまいります!